I.O.P.ダイビングセンター

ダイビングセンター

伊豆海洋公園は東京から電車で2時間15分、車で3時間、大都会に極めて近い世界でもまれなダイビングスポットです。

富士箱根伊豆国立公園の第1種特別地域、城ヶ崎海岸の中にあり、その海岸線は4千年前の大室山の大噴火により、溶岩が海に流出してできた、ダイナミックな溶岩地形となっています。

海底もまた起状、変化に富み、ゴロタ石、地磯の岩礁、それらのつくるダイナミックな崖、砂底、転石のある砂底など、すべての海中の環境が、箱庭のように凝縮され、それらの環境に適応した生物が数多く見られます。また、沖合いで寒流の親潮と暖流の黒潮がぶつかるため、四季のある興味深い温帯海域であり、特にIOP前の沖にむかって張り出した数本の巨大な根は、潮流を複雑にし生物に良い影響を与えています。

岸からエントリーしてブリ、ヒラマサの群れや30kgを超えるクエが見られるなど、他に類を見ないポイントです。1984年、有名な自然科学雑誌『NATIONAL GEOGRAPHIC』はこの海を、驚異と称賛をもって30ページにわたって紹介しています。

ダインビングセンターの沿革

当ダイビングセンターは1964年益田海洋プロダクションにより設立されました。
1966年に東海大学海洋学部の潜水訓練センターを開設以来、益田一氏の下、ダイビング事業に努力してまいりました。

益田氏指導の下、当訓練センターの出身者は6,000名を超え、水産試験場、水族館、海洋調査会社、海洋レジャー関連などの仕事に多くの方々が活躍しております。

益田氏のコメント

1964年、伊豆海洋公園にダイビングセンターが設立されてから、長年の歳月が流れました。
その間ここをベースにパラオ、モルジブ、カリブ海などいろいろ潜ってきましたが、伊豆の城ヶ崎海岸(含伊豆海洋公園)ほど私を魅了したところはありません。伊豆の海には四季の変化があり、温帯域ということで、海洋生物の分野でも成果をあげることができました。

このすばらしい海は何度も何度も潜りこんでこそ、その価値がわかていただけると信じています。

海の広さは陸の広さをはるかに凌ぎ、沿岸の波打ち際から、水深1万メートルを超える深海まで、すべてが海洋生物の生活圏となっています。海洋生物は陸上とは次元が異なることもあって、その生活史は全く分からないのが実情です。

近年レジャーダイバーが急増して、スキューバダイビングは自然観察が主流となり、加えて水中カメラも進歩し、誰もが水中撮影を容易に楽しめるようになり、生物の情報も現在は実に豊富となっています。

今後とも皆様のダイビングの拠点としてのご利用をこころからお待ちしております。

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